永井 均 著
ニーチェに関する本は結構出版されている。
ニーチェの思想に魅力を感じる人が多いのだろう。
どんな人なのか知りたいと思った。
しかし、本書は、伝記ではなく、その思想について記された本であり、人物に関しては、余り記載がなかった。
牧師の家に生まれ(1844)、父を4歳で亡くし、24歳でバーゼル大学の古典文献学の教授になっている。
29歳頃から頭痛／眼痛などに悩まされ、退職、45歳で、狂気の人となり、約10年後に死んでいる。
その思想は、例えば、道徳的であろう考える事は、道徳的ではないからだ、と言うような、A=not Aの論理が展開されてるような気がした。
1. 参考図書
講談社現代新書 1401
1998年5月20日 第1刷発行
発行所 (株)講談社
ISBN4-06-149401-5
C0210 \660E