松永 真里 著
i-モードの仕掛人の著者が、リクルート時代、30代終わりに書いたエッセイである。
女性として編集と言う仕事をずっと続けてきた経験を綴った本である。
女性にとって、仕事とは、結婚とは、キャリア・昇進とは、等が書かれている。
編集長、i-モードのヒットなどメジャーなコースを順調に進んできた人のように思っていたが、色々な苦労話も書かれている。
女性であるが故の功労もあるようだ。
女性の視点で書かれているが、男である私には、感覚がつかめない面もあった。
「iモード事件」は、軽いタッチで書かれていたが、結構この本は、硬いタッチである。
仕事人生での一つの踊り場の時期だったのかも知れないと思った。
平成13年2月25日 初版発行
発行所 (株)角川書店
ISBN 4-04-356601-8
C0195 \476E