山本 博 著
最近赤ワインを食前によく飲むので、ワインの蘊蓄をちょっと勉強してみようと思い、本書を手にとった。
しかし、読み始めてすぐ、ワインの種類の多さに、多少かじっても、断片的な知識になり、役立ちそうに無いと思い、気楽に読んだ。
隣の畑の葡萄でもワインのできが全然違うと言う話も出ているが、同じ味のワインはほとんどないと言うことだろう。
ただし、味の差が分かる人にとっての話で、私の場合は、あまり関係ない。
ワインの価格はお店に行くと、1本数百円から数万円までと色々あるが、値段と味は比例しているのだろうかと思う。
1本数千円以上の物は、縁が無いので、味にどの程度の差があるのか、一度試して見たいと思うこともあるが、気楽に飲めるものが一番美味しいのかも知れない。
河出文庫 や-10-1
2000年6月2日 初版発行
発行所 河出書房新社
ISBN 4-309-47397-0
C0195 \600E