ブライアン・オールディス 著
中俣 真知子 訳
今年の夏見たスティーヴン・スピルバーグ監督のSF映画「A.I.」の原作と言うことで、読んだ。
「A.I.」は、子供型のロボットが、人間の母親の愛情を求めて、時を越えて旅する物語であった。
スーパートイズは、本書の中の60ページ位を占める3部からなる短編である。
物語の背景状況は、映画「A.I.」と同じであるが、ラストは、子供型ロボットを作った父親とロボットの再会で終わっていて、ストーリーとしては、大分異なっていた。
筆者は、イギリスで、大変人気のあるSF作家と言うことであるが、今回はじめて、読んだ。
短編10作が収録されているが、日常的世界とかなり異なる感覚を持つストーリーであり、私にはちょっと分かりにくかった。
平成13年7月20日 初版発行
発行所 (株)竹書房
ISBN 4-8124-0782-6
C0174 \590E