吉本 隆明 著
ここ数年からごく最近までの政界、テロと宗教、経済、少年犯罪などのニュース報道に対して、筆者が感じた事を記したものである。
マスコミが伝えていることやいわゆる知識人や評論家が述べていることは、表層的であったり、作為的であったりすると主張する。
筆者の視点から、より本質や真実と考えられることを率直に記している。
一つ一つのニュースに対する筆者のコメントがより本質的な見方か否かは、分からないが、報道が正しいとは限らないこと、複数の見方があることを意識する必要を感じた。
また、政治や事件に自分なりの考えを持ち、意見を言えるようにしたいと思った。
2002年4月15日 第1刷
発行所 (株)青春出版社
ISBN4-413-04014-7
C0230 \667E