ロバート・アクセルロッド/マイケル D.コーエン 著
高木 晴夫 監訳
寺野 隆雄 訳
有機的な組織の動きを理解して、活用しようとする研究である。
組織を三つの視点から捉え、組織である企業を、変化の激しい環境の中で、適用させ成長させ続けることを狙いとする。
三つの視点とは、本の副題ともなっている「多様性」「相互作用」「淘汰」である。
複雑系組織の成長を生物の進化をアナロジーに検討を加えてる。
組織の複雑さを無くすのでは無く、活かし、内部での活性化を図ることによって、発展させることができると言う主張である。
また、その際に、筆者らが、組織の成果をあげるためのフレームワークをベースにして、検討することを提案している。
ただし、幾つかの具体的事例も取上げ、論を進めているが、残念ながら、理解はあまり進まなかった。
2003年6月5日 第1刷発行
発行所 ダイヤモンド社
ISBN 4-478-37389-2
C2034
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