ロバート・オーブレー、ポール・M・コーヘン 著
小林 薫 訳
知識が企業競争力の源泉になる。
学習し、変わって行くことができる組織のみが成長、生き残ることができる。
本書では、学習(知識習得)の技術と組織の知識習得を実行するための要件を記す。
知識習得の技術には、次の5つ「随行する」、「種まき」、「触媒作用」、「示す」、「刈り取る」があるとする。
また、その実行にあたっての戦略要件は、リーダーシップ、マネジメント、人的ネットワーク、ITのテクノロジー、政策、パートナーシップに関して述べられている。
組織も個人も学習の戦略をたて、知恵を習得して行くことが重要である。
そして、組織のマネージャーの役割が、従来の監督から、コーチ、メンター、学習ガイドに変わる。
マネージャーにとって、もっとも重要なのは、自己変革して行くことである。
1996年10月3日 第1版第1刷発行
発行所 PHP研究所
ISBN4-569-55307-9
C0034 P1500E