紺野 登 著
野中・紺野の知識創造理論が有名であるが、本書は、その理論をベースにしつつ、実際の企業活動の中で、知識資産の有用性に気付き知識を事業資産としている企業事例、さらには、知識資産の活用プロセスなどをのべたものである。
ざっと読んだレベルでは、あまり理解できなかったが、知識の資産としての意味合いや分類・マップ、評価尺度、活用の仕方、経営戦略などについて記されている。
知識創造理論の四象限に相当して、知識資産のマップが描かれている。
また、ナレッジマネジメントにおけるITの役割等も述べる。
今後の企業経営は、知識を中心とし、知識製造業と呼ばれるような新たな形態を形成するようになる。
1998年1月7日 1版1刷発行
発行所 日本経済新聞社
ISBN4-532-14636-4
C3034 \1800E