松岡 正剛 著
筆者は編集工学研究所所長だそうだ。
筆者の述べる編集とは、単に、本を編集することのみを指す訳では無い。
情報、物語り、文化など、知的活動をすべて包含している。
この編集の本質を、研究し、生成する技術を突詰めようとしているようだ。
インターネットの時代となり、多くの人が、知を発信する時代であり、必要な技術になるのだろう。
ただ、通勤電車の中で、眠い状況で、読んだせいかも知れないが、内容の理解は今一つであった。
世界の物語の共通性などから、物語りの元となるもの、編集の仕方において、人類共通の特性があると言う分析は、面白く感じた。
1996年8月1日 第1刷発行
1996年9月1日 第2刷発行
発行所 朝日新聞社
ISBN4-02-256988-3
C0070 P2200E