浅枝 大志著
最近話題になってきているセカンドライフとはどのようなものか興味をもって本書を読んだ。
セカンドライフは、アメリカのリンデン・ラボと言う会社が、提供しているコンピュータの3次元仮想空間である。
リンデン・ラボ自体は、空間とこの仮想空間で使えるバーチャル通貨を提供しているだけで、この空間内の各場所の建物やサービス等は、参加している企業等が作って提供しているとの事だ。
一般利用者は、各企業等が提供する仮想の物やサービスなどを購入することができる。
このバーチャル通貨は、本当の米ドルに換金できるので、バーチャル空間無いでの取引であるが、現実社会での取引ともなる。
筆者は、3次元での仮想世界でのビジネスが、実世界でのビジネスにも匹敵する様に成長するだろうと指摘するとともに、実際に自分もこのビジネスに参入している。
アスキー新書008
2007年4月25日 初版発行
発行所 (株)アスキー
ISBN978-4-7561-4946-9
C1204 \720E