山田 豊 著
会議で感じる問題を取りあげ、良くするためのテクニックをまとめたものである。
会議の序盤：事前準備〜会議冒頭まで、
会議の中盤：会議の中心部分、
会議の終盤：会議終了前から終了後まで、
に分けてまとめている。
ただ、テクニック以上に、問題意識やどうしたいと言う意識を明確に持つことが重要であると述べている。
また、会議の中身の面と会議の進め方のプロセスの面の両方を意識して、会議を行うことも必要である。
さらに、会議を良くするには、他の人を巻込んで行くこと、会議を振返って見る事等が必要だ。
ひとりだけで、会議を良くすることは、難しいかも知れないが、自分の得意な所、たとえば、新しい情報を持って来ること、データを整理すること、可視化することなどを、積極的に行うことからやると良いとのアドバイスもある。
新潮新書190
2006年11月20日 発行
発行所 株式会社新潮社
ISBN4-10-610190-4
C0234 \680E