第6週

出版のユニバーサルを考える
だれでも読める・楽しめる読書環境をめざして

出版UD研究会 編

最近ユニバーサルデザインとかバリアフリーと言う言葉を聞くようになってきたが、出版においてもバリアフリーと言うことが議論されているのを始めて知った。
出版においてのバリアフリーは、本を全ての人が読める、楽しめることを目指している。
盲や弱視の人を対象とした点字や拡大本、録音図書などはかなりバリアフリー化が進んでいる様だ。
しかし、最近の文書のカラー化は、色弱の人にとっては、かえって問題があることは、気がつかなかった。
この他、学習障害の人への読書サポートなどは、個々の人がどのように情報を認知しているか等も容易に把握できないこともあり難しい問題だと思った。
電子図書の規格としてDAISY:Digital Accessible Information Systemと言うフォーマットがあるそうである。
音声に合わせて本文データ、画像データも同時再生できるマルチメディアDAISY図書も制作されるようになってきているようだ。

UDライブラリー
2006年10月21日 初版第1刷発行
発行所 有限会社 読書工房
ISBN4-902666-10-3
C0000 \2400E

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