井上 ひさし 著
和田 誠 絵
母を無くした姉弟が、夏休みに祖母の家で過ごすために田舎に行く。
イソップ株式会社の社長であり、童話作家でもある父は、二人のために、毎日、話を作り、聞かせるのが、習慣になっている。
田舎に行った二人のもとには、毎日、イソップ株式会社から、手紙とお話が届く。
二人は、田舎で、色々な人と出会ったり、色々な経験をしたりし、父と離れている間に、成長して行く。
最後には、子供達も入って物語りを作る。
夏休みが終わり、新しい生活が始まるところで、物語りは終わる。
毎日の物語りに合わせて、和田誠の挿し絵が入る。
中公文庫
2008年6月25日 初版発行
発行所 中央公論新社
ISBN978-4-12-204985-7
C1193 \743E