中村 伊知哉、石戸 奈々子 著
筆者らが中心になって、2008年に「デジタルサイネージコンソーシアム」を立ち上げたそうである。
デジタルサイネージと言う言葉は新しい言葉だと思うが、最近は時々聞くようになって来た。
もともとは、電子看板、電子表示板と言うような意味合いだと思うが、ネットワークと電子ディスプレイでの表示であるため、時と場所、見る人に応じた内容を表示したり、さまざまな形態のコンテンツを表示したりすることが可能である。
筆者らは、デジタルサイネージを新しいメディアとして、広告や宣伝以外にも多くの活用シーンの広がりがあり、それにともなうビジネスの可能性があると述べている。
成功事例としては、JRの通勤電車のドア上部に設置されているディスプレイで、流されているトレインチャンネルなどがある。
2009年6月30日 第1刷発行
発行所 朝日新聞出版
ISBN978-4-02-250598-9
C2034 \1300E