万城目 学 著
奈良の女子高校に臨時講師として赴任した主人公に鹿が話し掛けて来る。
鹿の使いとして、キツネの使いから神器を受取って来て、鹿に渡すように告げられる。
それがないと地震を起こす地下のなまずの動きを押さえることができないと言う。
神器が途中で、鼠の使いに横取りされたり、主人公が神器と思って、渡したものが、実は、神器でなかったりと、いろいろストーリーが展開する。
さらに、鹿の使いに失敗した主人公の身に変化が起こり出す。
学園青春ストーリー＋歴史ロマン＋ファンタジーの要素を加えたエンターテインメントである。
2007年4月10日 第1刷発行
2008年1月30日 第9刷発行
発行所 (株)幻冬舎
ISBN978-4-344-01314-3
C0093 \1500E