ホセ・エミリオ・パチェーコ
マリオ・バルガス＝リョサ
カルロス・フエンテス
オクタビオ・パス
ミゲル・アンヘル・アストゥリアス
安藤 哲行ほか 訳
中南米（メキシコ、ペルー、グアテマラ）の作家の作品集である。
このうち3人がノーベル賞受賞者だそうである。
日頃、あまり中南米の作家の作品に触れることはないが、ふとメキシコに興味を持ち、本書を手に取った。
作家になじみがないためか、中南米作家のためか分からないが、少し読み辛いところがあったが、少年が友だちの母親に恋心を抱く「砂漠の戦い」、子どものころに犬に＜ちんこ＞を噛まれ大きな傷をもち成長する少年の話し「子犬たち」は、面白く感じた。
パスの詩とアストゥリアスのグアテマラ伝説は、楽しむところまでは至らなかった。
集英社文庫
2011年7月25日 改訂新版第1刷発行
発行所 株式会社 集英社
ISBN978-4-08-760625-6
C0197 \571E