編集長 山口 一臣
編集キャップ 中村 裕
復刊「朝日ジャーナル」の第2弾だそうである。
以前の朝日ジャーナルは読んでいなかったが、復刊と言うことでどのような雑誌なのか興味をもったので、読んでみた。
政治、経済、社会学など各界の論客が日本の将来を展望して意見を述べている。
何編かの論文を読んだが、論旨が簡単に理解・納得できたものは少なかった。
社会の行き詰まり感は何となく分かるが、将来に向けてどうして行けば良いかは、具体的には良く分からなかった。
それぞれ、数ページの記事なので、通勤電車のなかで、おもしろそうなものを拾い読みするには、良いが、全体としては、内容がかたいのであまり多くの人は、読まないのでは無いだろうか？
このような雑誌が週刊で発刊されていたというのは、今のような、インターネットなどの様に意見を述べたり、議論したりする場が、少なかったと言うことはあるかも知れないが、社会や政治等に課題意識を持っている人が多かったためでは無いかと思った。
2011年3月19日 発行
発行所 朝日新聞出版
雑誌20089-3/19
\500