古森 重隆 著
著者は富士フイルムホールディングス代表取締役会長兼CEOである。
本書は、50年以上に渡る著者の企業人としての経験、哲学を記したものである。
カメラのデジタル化で、写真フイルムが急激に売れなくなった時代に、社長として、富士フイルムを新たな分野に進出させ、会社を発展させた。
全力で戦うこと、強くなければいけない、卑怯なことはするな、等タカ派の経営哲学である。
また、リーダーは、決断が必要・腹が座っていなければいけない、総合力・人間力を磨く必要がある、と述べる。
率先して戦う姿勢が、部下や協力者を動かすのだろうと思う。
2014年7月5日 第1刷発行
2014年7月20日 第2刷発行
発行所 株式会社三笠書房
ISBN978-4-8379-2519-4
C0030 \1450E