森見 登美彦 著
小学4年生の「アオヤマくん」と同級生、そして、ふしぎな歯科医院のおねいさんが経験した一夏の物語である。
「アオヤマくん」はいろいろなことを研究し、ノートに記録している。
「アオヤマくん」の街に、突然ペンギンが現れるところから、物語が始まる。
ペンギンの謎を追っていて、森の中の草原で、大きな水の玉のようなふしぎな物体に遭遇する。
同級生の「ハマモトさん」「ウチダくん」と研究を進めてゆき、「ペンギン」、「海」、「おねいさん」になんらかの関係があると感じる。
やがて、「海」が巨大化し、街を飲み込みそうになる。
「アオヤマくん」は、「海」の存在に対する仮説を立てて、「おねいさん」と一緒に、「海」に立ち向かう。
果たして、「アオヤマくん」は、街を救うことができるのだろうか？
平成24年11月25日 初版発行
平成29年4月5日 14版発行
発行所 株式会社KADOKAWA
ISBN978-4-04-100561-3
C0193 \640E