さく：ヨシタケシンスケ
そうだん：伊藤 亜紗
絵本作家のヨシタケシンスケが、伊藤亜紗の著書『目の見えない人は世界をどう見ているのか』（光文社）をきっかけに作った絵本である。
内容は、宇宙飛行士（地球人）が宇宙人と会って、体の違いについて考えるストーリーだ。
目が後ろにもある宇宙人、足の長い宇宙人、空を飛べる宇宙人、体が柔らかい宇宙人、口が長い宇宙人などに会う。
目の見えない宇宙人もいる。目の見えない宇宙人ばかりの星では、世界の感じ方が全然違う。
世界の感じ方が違うと、別の世界に住んでいることになるのだろうか？
他の人と体などの同じところを探しながら、違うところをお互いに面白がればいい。
違いを良し悪しではなく、面白い点と捉えようと伝える。
2018年7月20日 初版発行
発行所 アリス館
ISBN978-4-7520-0842-2
C8793 \1400E