ブリケッタ・テッケントラップ 著
小野寺 祐紀 訳
大判の美しい科学絵本である。
さかなの体の構造や仕組み、さかなの進化の歴史、暮らす場所、食物連鎖・エサを捕まえるワザ、捕食されないようにするワザ、子育ての仕方、サーモンの旅、さかなとヒトの関わりなどが、絵と短い文で書かれている。
一口にさかなと言ってもその種類の多さや、生活の仕方のバリエーションに驚かされる。
硬骨魚と軟骨魚があると言う事を初めて知った。
さかなは、デボン紀、今から４億年以上前に現れたそうだ。
さかなの40%の種類が、地球上のわずか1%しかない淡水に住んでいると言う。
また、海にくらす生き物の４分の1がサンゴ礁で、くらしているそうだ。そのサンゴ礁は地表の1%にも満たないそうだ。
さかなの狩や生き残りの技、産卵・子育てには、いろいろなものがあり、面白い。
2021年11月17日 第1刷発行
発行所 株式会社講談社
ISBN978-4-06-521027-7
C8745 \2200E