松岡 享子 原案・文
降矢 なな 文・絵
小さな家に住む えんどうまめばあさんと そらまめじいさん のいそがしいいちにちが描かれます。
ふたりは働き者で、朝から晩まで、くるくるとまめまめしく働いています。
だた、一つだけこまったことがあります。
なにかをしていても 他にやりたいことが見つかると すぐに始めないと気がすまないのです。
おばあさんは 昼ごはんを食べている時に えんどうまめのせわを思い出す。
棒を立てて えんどうまめのツルを巻き付けよう思って 棒を取り出して畑に行くが
草ぼうぼうなのを見て 棒を立てるのを忘れ 草取りを始めてしまいます。
おじいさんも うさぎごやを修理に行ったのに やねをなおしている。
ふたりはこんなふうに1日良く働き 夜にはぐっすり眠りにつきます。
やりかけている事を忘れ、興味のある事をやるということは誰でもあると思う。
毎日楽しく働けるのは幸せなことだと思う。
2022年4月10日 発行
発行所 株式会社 福音館書店
ISBN978-4-8340-8658-4
C8795 \1200E