フェリシタ・サラ 作
(Felicita Sala)
石津 ちひろ 訳
ライラック通り10番地の建物には、色んな国の人が暮らしているようだ。
昼ごはんどきになると、世界のおいしそうな食べ物の匂いがしてくる。
スペインのサルモレホ(トマトの冷製スープ)、中国のちいさなもり(ブロッコリーごましょうゆ味)、メキシコのワカモレ(アボカドのディップ)、
中南米のブラックビーンズスープ(黒いんげん豆のスープ)、フランスの白身魚のムニエル、イタリアのトマトスパゲッティ、
南インドのココナッツ・ダール(赤レンズ豆のカレー)、ほか、いろいろ。日本の親子どんぶりもある。
みんな作ったものを庭に持ち寄り、みんなで味わうようだ。
それぞれの食べ物の材料と簡単な作り方が描かれている。
世界の料理を食べてみたくなる絵本だ。
2022年5月1日 第1刷発行
発行所 BL出版株式会社
ISBN978-4-7764-1049-2
C8798 \1600E