荒井 良二 作
雪の降る小さな町で、男の子たちが暖かい部屋の中で、蝶々の図鑑を見ています。
友達と図鑑を取り合って、ページを破ってしまいます。
お父さんの大事な図鑑を破った男の子は、怒られるかなと思いつつ、雪の中にスキーで出かけます。
男の子は、くぼみに落ちてしまいます。そして、くぼみの中で、小さな劇場を見つけます。
バレリーナがクルクル回り、雪の劇場が始まります。
男の子も舞台に上がり、歌を歌います。雪の女王もきています。
雪の女王が手をあげると雪がどんどん降ってきて、まわりが見えなくなってきます。
お父さんが迎えにきてくれます。
お父さんの本を破いたことを謝りました。お父さんは、友達に本を貸してあげなさいと言います。
いろんな色が混じった綺麗で、幻想的な絵本です。
2022年10月24日 初版第1刷発行
発行所 株式会社小学校
ISBN978-4-09-725193-4
C8771 \1600