第51週

ケイティのクリスマス・イブ
(Katie's London Christmas)

ジェイムズ・メイヒュー 著
(James Mayhew)
西村 秀一 訳

ケイティのクリスマス・イブ
ケイティのクリスマス・イブ(出版社サイト)

クリスマス・イブの夜、ケイティと弟のジャックは、おばあちゃんのお家でとっくにおやすみ。
「クシュン!」「クシュン!」誰かがくしゃみしています。
のぞくと誰かがクリスマスツリーの下にプレゼントを置いています。
サンタさんは、風邪をひいているみたい。ケイティとジャックはサンタさんを助けることにしました。
外には、トナカイが待っていました。ソリは雪の降る空を登っていきます。
コペント・ガーデン、トラファルガー広場、国会議事堂の上を飛び越えます。
家々の屋根に降り、煙突の中を通って、家の中に、子どもたちを起こさないで、プレゼントを置いていきます。
最後のお家は、バッキンガムです。大きなクリスマスツリーの下では、女王さまのコーギー犬たちが寝ています。
サンタさんが、「ハックション!」コーギーたちが起きてきて集まってきました。
「そこに誰かいるのですか?」女の人の声がしました。三人は慌てて煙突を登りました。
ケイティとジャックは、おばあちゃんの家に戻ります。疲れてあっという間に眠ってしまいました。
クリスマスの朝、たくさんのプレゼントの中からロンドンの街のスノードームを見つけます。
「メリークリスマス! サンタより」とメモがついていました。
ロンドンのキラキラしたクリスマス・イブを描いた絵本です。

2023年11月10日 初版第1刷発行
発行所 株式会社サイエンティスト社
ISBN978-4-86079-093-6
C8798 \1800E

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