矢樹 純 著
幸せの国殺人事件（出版社サイト）
中一の海斗と同級生の太市、そして同じ学校の未夢の3人が物語の主人公だ。
3人は、オンラインゲーム《World of Nightmare》「WoN」を通して知り合った友だちだ。
太市は、なぜか学校に来れなくなっている。母は、もう太市と遊ぶなと言う。
海斗はゲームがあまり上手くない。未夢は、小柄だが、ゲーム内では、巨体の戦士のアバターを操作して、海斗を助けてくれる。
海斗は、かつて有った《ハピネスランド》をゲーム内に作ることを楽しみにしている。
太市が、赤いドレスを着た女性が襲われる動画を送ってきた。
ハピネスランドによく行っていた未夢は、撮影場所がハピネスランドの《恐怖の館》だとわかる。
太市が、動画が本物か、廃園されているハピネスランドに確かめに行くと言い出す。
ハピネスランドから女性の死体も発見される。
動画がどうして撮影されたのか、発見された女性は誰なのかなど、事件の真実を追いかける。
中学生が主人公であるが、複雑な推理や現場に忍び込んだりと大胆なストーリーである。
2023年9月12日 第一刷発行
発行所 株式会社ポプラ社
ISBN978-4-591-17942-0
C0093 \1500E