第24週3

キュッパのはくぶつかん
(KUBBE LAGER MUSEUM)

オーシル・カンスタ・ヨンセン 作
(Åshild Kanstad Johnsen)
枇谷 玲子 訳

キュッパのはくぶつかん(出版社サイト)

キュッパ(KUBBE)は、ノルウエー語で、丸太のことだそうだ。
丸太の男の子の絵本である。
キュッパは、森へ散歩に出かけ色んなものを集めるのが好きです。
拾ったものにラベルをつけ、棚の箱に入れようとしますが、どれも一杯で置き場所がありません。
おばあちゃんに相談したら、博物館みたいに整理して展示したらとアドバイスしてくれました。
キュッパは、博物館を作り、みんなに説明しますが、案内に疲れて、やめようと思います。
しかし展示してあるものをしまう所がありません。
おばあちゃんが、前に石の博物館に行った時どうしたか思い出してごらんといいます。
キュッパは、写真に撮ったことを思い出し、拾って来たものを図録にまとめることを思いつきました。
そして、拾って来たものを拾ったところに戻したり、リサイクルに出したりしました。
知らず知らず博物館のことが学べる絵本でした。

2012年4月15日 発行
発行所 株式会社 福音館書店
ISBN978-4-8340-2685-6
C8770 \1300E

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