著 ルビー・ブリッジズ
(Ruby Bridges)
訳 千葉 茂樹
著者は、白人の通う小学校にはじめて入学した黒人女性である。
約60年前の1960年にニューオーリンズにあるウィリアム・フランツ小学校にただ一人の黒人の入学者として選ばれた。
本人は、歴史の教科書にのるようなことだとはわからなかったが、学校への行き帰りには、4人の連邦保安官が護衛にあたるほど、身の安全が心配された。
ルビーが、通学を始めると、自分の子供を連れ帰る白人の親ややめてしまう教師もいた。
一緒に学ぶ子供がいないため、バーバラ・ヘンリー先生がわざわざボストンから来てくれた。
バーバラ先生は、良い友人にもなってくれた。
ルビーは、その後、公民権運動家として、活動している。
人種差別は、減ってはいるが、いまだに根深く、色々な問題が起きていると思う。
2024年1月30日 初版発行
発行所 あすなろ書房
ISBN978-4-7515-3179-2
C0097 \1300E