北村 裕花 作・絵
こどもかいぎ（出版社サイト）
幼稚園の子どもたちが、「おこられたときはどうしたらいいか？」について会議をする。
ごめんなさいとあやまるのがいいとおもいます。
ないちゃうのは？
わらってごまかすのは？
もっと、おこられちゃうよ。わたしのおかあさんはこわい。
うちのおとうさんは、おにみたいになるよ。
わたしのおかあさんはようかいみたい。
ぼくのおかあさんはかいじゅう！。
こわいものくらべでけんかがはじまっちゃった。
議長のけんたくんが止めます。他に意見のある人は？
ぎゅってされたらうれしいから、おこられたら、まず、ぎゅってするのはどうかな？
みんな、それいいかもとおもいました。
そこに、議長のけんたくんのお母さんがお迎えに来ました。これにて会議は終わりにします。
お家に帰ったけんたくん。おもちゃを出しっぱなし。お母さんがおこり出しました。
けんたくん、お母さんに、ぎゅっとして、話し始めます。
子どもたちは、こんなふうに会議を開いているのかな？
2019年9月 初版第1刷発行
発行所 株式会社フレーべる館
ISBN978-4-577-04833-7
C8771 \1300E