文 ロンゾ・アンダーソン 文
(Lonzo Anderson)
絵 エイドリアン・アダムズ
(Adrienne Adams)
訳 野口 絵美
ハロウィーンの夜に、仮装パーティに行く途中のお化けの衣装をつけたジャックは、魔女が通り過ぎるのを見て、森に入った。
森の中では、小鬼が薪を拾っていた。ジャックは小鬼について森の中に入って行った。
森の空き地で、小鬼たちが、大鍋を火にかけている。
魔女たちが、シチューに入れるコウモリを捕まえてくるのを待っている。
大きな人喰い鬼もやって来た。
ジャックは、小鬼に見つけられてしまう。
コウモリのかわりにシチューに入れられそうになるが、ジャックが、でまかせの呪文を唱えると、大鍋がコウモリのシチューでいっぱいになった。
魔女たちが、人間のお化けがいると人間が探しにくるかもしれないと、ジャックを仮装パーティ会場に送ってくれる。
ジャックは、楽しい夜を過ごすことができたと思う。
英語圏で、いろいろな鬼がいるようなので、調べてみた。小鬼は、Goblin、人喰い鬼は、Ogreだろうか？
2017年9月30日 初版発行
発行所 株式会社徳間書店
ISBN978-4-19-864485-7
C8797 \1600E