作 ミーシャ・アーチャー
(Micha Archer)
訳 石津 ちひろ
ダニエルは、おじいちゃんと公園で待ち合わせしています。
おじいちゃんが、ダニエルに「何かいいことあったかい？」とたずねました。
ダニエルは、「大急ぎで、"何かいいこと"を見つけてくる」とこたえます。
岩が、お日様であったまっている。鴨のヒナが孵り始めた。おたまじゃくしのあしが伸びてきた、
木の芽やシダの葉っぱがどんどんのびている。蛇は、皮を抜いたばかりだ、
ハイイロリスが、赤ちゃんのために巣を作っている。1000マイルも飛んできたチョウに出会えた。
ダニエルは、色々なものに出会えた。おじいちゃんは、聞きます、「で、ダニエルには何かいいことあったのかい？」
口笛が吹けるようになった。僕もあしが伸びて早く走れるようになった。僕も歯が一本抜けて新しい歯が生えてきた。
「今度は、おじいちゃんの番だよ・・・」
ダニエルが、可愛く、公園の春の訪れが美しく描かれた絵本でした。
2025年3月1日 第1刷発行
発行所 BL出版株式会社
ISBN978-4-7764-1147-5
C8798 ¥1700E