モンタネールの建築
Montaner

モデルニスモを代表する建築家がドメネク・イ・モンタネールである。ガウディより少し早くから活躍し政治的力も発揮した人らしい。おもな作品は、カタルーニア音楽堂、サン・パウ病院、アントニ・タピエス美術館、動物学博物館等等だそうである。
あいにくカタルーニア音楽堂は、補修中で見学ができなかったが、サン・パウ病院、アントニ・タピエス美術館は見学できた。

	サン・パウ病院は、カタルーニアの銀行家、パウ・ジルの寄付によって1902年に着工され、完成までに30年近く掛かった。14万5千平方メータの広大な敷地に40を越える病棟が建っている。 写真は、病院の入口に建ってる建物である。 この建物の正面の方向に、サグラダファミリアを望むことができる。 この建物をくぐると、多くの病棟が並んでいる。
	上の写真の建物をくぐると、中庭があり、左の写真の建物が見える。 各病棟は、現在も、現役で、使われており、白衣をきた人や救急車などが目に入る。
	どの建物も、病院とは思えないくらい豪華な装飾が施されている。 サン・パウ病院は、1997年に世界遺産に登録されたそうだ。
	左の写真は、最初の入口の建物の内部である。内部も鮮やかな装飾が施されている。
	写真は、アントニ・タピエス美術館の正面である。 もともとは、モンタネール・イ・シモン出版社として建てられたものだそうだ。 また、アントニ・タピエスは、現代美術の巨匠とのこと。 建物の内部には、展示スペースの他、現代美術や芸術家の専門書、文学書のライブラリもある。
	写真では、分かりにくいが、屋上には、針金のオブジェがあるところが特徴的だ。 針金のオブジェの真中に、椅子の形を作った物がある。

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