グエル公園
Parc Guell

バルセロナ市の発展を見越してグエルが計画し、ガウディに設計を要請した分譲都市だそうだ。
イギリスのガーデンシティを参考にしている。
住宅や遊歩道、市場などで構成されている。グエルの死去により、計画は中断されたこともあり、
分譲された住宅は2軒のみに留まったそうである。
2軒は、ガウディとグエルの家だ。タイルや石積みの柱など自然を生かした構造になっている。
現在は、世界遺産にも登録され、多くの市民や観光客が訪れている。
公園の方々に、ガウディの設計思想や魅力がちりばめられている。

	公園入口右側の建物。門衛の詰所になっている。
	同じく公園入口左側の建物。現在は、お店などが入っている。塔の先端には、ガウディ独特の二重の十字架がある。
	入口正面の市場へ向かう階段の途中にあるタイル作りのモニュメント。
	同じく、階段途中にあるタイル造りのトカゲのモニュメント。公園のシンボルにもなっている。 口から水が出る構造になっている。
	市場を予定して作られたスペースである。上部の広場の雨水を柱を通して、地下のタンクに貯える構造になっているそうだ。この雨水が、トカゲのモニュメントから流れるようになっているようだ。
	公園の周りの回遊歩道の部分は、工事で出た石などを組み合わせた柱になっている。一部は、写真のような石像になっている。工事現場から出た石は、捨てられることなく、有効活用されているそうだ。
	同じく遊歩道の部分であるが、石がみごとに組み合わされたアーチになっている。
	市場の上は、中央広場になっている。中央広場の周りは、波状のベンチで囲まれている。このベンチは、タイルを用いたモザイク模様で覆われている。また、このベンチは、人の身体に合わせた形態になっていて、堅いが座り心地は良い。
	公園入口からの市場、広場を見た所である。ここに写っているのは公園の一部で、全体は、かなり広い。入口の門扉には、棕櫚の葉からかたどった紋様でできている。

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