ユーゴー 作
(Victor Hugo)
豊島 与志雄 訳
ジャンバルジャンとコゼットは、マリユスの前から姿を消す。
しかし、マリユスの隣に住むテナルディエ一家に施しを与えに来た紳士は、身を忍ばせたジャンバルジャンだった。
テナルディエは、ジャンバルジャンであることを見抜き、彼からお金を取ることを計画するが、失敗し、警察に捕まる。
マリユスは、再び、コゼットに巡り逢い、二人は、引き寄せられる。
身を忍ばすジャンバルジャンは、テナルディエの一味やマリユスが身辺に近付いて来たことを感じ、再び姿を消す。
第三巻では、ジャンバルジャン、コゼットの物語に、テナルディエの子供達や起りつつある革命についての物語が、織りまぜて描かれている。
岩波文庫 赤 531-3
1987年5月18日 改版第1刷発行
発行所 (株)岩波書店
ISBN4-00-325313-2
C0197 \660E