レモニー・スニケット 著
宇佐川 晶子 訳
「世にも不幸なできごと」のシリーズ最終巻(第13巻)である。
前巻で、船に乗って逃げた3姉弟妹は、嵐に遭うが、幸いにも島に流れ着く。
この島へは、全ての漂泊物が、流れ着く島らしい。
島には、長老の指示に従い、生活している、変化を嫌う住民が住んでいる。
3姉弟妹も島の住民の生活に合わせて生活をしようとするが、新たな漂着者が流れ着くあたりから、長老や島に隠された秘密があるらしいことが分かって来る。
島には、3姉弟妹の両親の痕跡が有ったり、過去の色々な事実が記録されていたりしているようだ。
不幸なことに島には、クラゲ状菌糸体も流れ着いており、住民の諍いから、大変なことになってしまう。
最終巻で、これまでの色々な事件の真相が明らかになるのだろうか？
オラフの秘密は明らかになるのだろうか？
3姉弟妹は、不幸から逃れることは可能なのだろうか？
2008年11月1日 第1刷発行
発行所 (株)草思社
ISBN978-4-7942-1674-8
C0098 \1600E