ジョン・スティーブンス 著
片岡 しのぶ 訳
3姉弟妹を主人公としたファンタジーである。
長女のケイトが4歳のクリスマスイブに、3人は修道院に連れてこられ、それ以来、両親は行方不明となる。
3人は孤児院を転々とし、最後に、ケンブリッジフォールズと言うところにある奇妙な孤児院に送られる。
一冊の本に出会うが、その本に触れたとたん、見知らぬところに出てしまう。
その本は、時空を支配する力がある魔術書だったようだ。
その魔術書をめぐり、魔女や孤児院の院長でもあるピム博士、ケンブリッジフォールズの住民達の闘いが繰り広げられる。
その闘いに3姉弟妹が巻込まれる。
3姉妹は偶然巻込まれたのではなく、重要な役割があり、ピム博士に呼ばれたようだ。
時空を越えた闘いで、3姉弟妹は無事に、生き残れるのだろうか？
本書は、3巻シリーズの1巻目で、今、第2巻執筆中だそうだ。
3姉弟妹の両親の所在などはまだ明らかにならない。
2011年12月25日 初版発行
発行所 あすなろ書房
ISBN978-4-7515-2355-1
C8097 \2200E