レモニー・スニケット 著
宇佐川 晶子 訳
「世にも不幸なできごと」シリーズ第11巻である。
前巻最後で、トボガン（木のそり）で、川の激流を流されるところで、終わったが、本巻では、トボガンが、潜水艦に遭遇する。
潜水艦は、オラフ等の一味に対抗し、3姉弟妹を探している船長達であった。
オラフ等に対抗する為、秘密のつまった砂糖壺をオラフらよりもさきに見つけだすことが必要である。
そのため、3姉弟妹と潜水艦の乗組員の一人である少女と共に海底の洞窟に行くが、その間に潜水艦には何かが起きる。
また、洞窟では、砂糖壺が見つかるどころか、とんでもない災いが訪れる。
潜水艦に戻った3姉弟妹と少女には、オラフ等の手がのびる。
少女には、オラフ一味と隠された関係がある。
3姉弟妹は、潜水艦を取り戻し、逃げ出す所で、本巻は終わる。
2006年12月14日 第1刷発行
発行所 (株)草思社
ISBN4-7942-1546-0
C0098 \1500E